2026-05-21

ドイツも少しずつ暖かくなってきた。今まで葉っぱなんてついていなかった木々も、いつの間にか芽が出ている。天気が不安定だった春が終わり、少しずつ夏に近づいている。また海行きたい。

2026-05-23

近所のフリマへ行ってきた。たぶん近所の人たちが自分たちでオーガナイズしているもので、売っているものも良いものからガラクタまでかなり幅広い。こういうローカルなイベント好き。昔から欲しかった子供用のスケボーがあって、数分の値段交渉を少年した末、購入。リュックにも入るくらい小さいので、会社に行くときの移動とかにも使えそう。その後、近所のダイソーみたいな店Tediに行って買い物をしていたら、7歳くらいの少年がやってきて、1€くれない?と聞いてくる。最初は、たかりですか、と思った。理由を聞いてみると、このタコのぬいぐるみが欲しいけど、お金が足りないとのこと。一人で来たのか、ママはいるのかと聞くとママはいないと言う。なんだか少し悲しくなって、1€を渡す。自分も片親だから、こういうのには弱い。

2026-05-27

デュッセルドルフではSport im Parkというイベントが春から秋にかけて開催されていて、公園でみんなでスポーツができる。市がインストラクターを手配し、Yoga、Kickboxen、Fitnessなどのプログラムを提供している。開催は主に仕事終わりの19時以降や週末。今日はKickboxenに参加してきた。たまに、なんで格闘技が好きなの? 君ってPacifistでしょと聞かれることがある。ドイツでは空手や格闘技は、日本ほど文化的な背景と結びついていないため、ややマイナーなスポーツとして見られることもある。

空手を長い間続けてきた理由は二つ。ひとつは良い師に出会えたこと。もうひとつは、身体と心がつながるような経験を何度もしてきたことだ。空手は身体をすべて使うスポーツで、バランス、筋力、忍耐、そして技術が求められる。限界まで練習したあと、最後に3分間の黙想があるのだが、その時間が昔からとても好きだった。その時間は、勝ち負けや技術のことから完全に切り離されて、ただ呼吸と身体だけが残る。

どれだけ疲れていても、うまくいかないことがあって心が乱れていても、その黙想の瞬間だけは、自分と身体がひとつになる。生きていることをそのまま感じる時間だ。そこには我や思考のようなものはほとんどない。ただ静けさの中に脈だけがあり、考える余裕すらないほど身体だけがそこにある。今思えば、瞑想にとても近い感覚。どちらも結局のところ、コントロールすることではなく、観察することに近い。身体を通して、自分という存在のノイズが少しずつ減っていく感覚がある。

2026-06-01

YogaをしにHofgartenへ行く。今日は126人と犬3匹が集まる大規模なセッションだった。みんなで同じ空間に集まり、それぞれが1時間、自分の身体と向き合う。こういう統一感はいいな。個人主義が強いヨーロッパでは、普段あまり連帯感を強く感じることはないけれど、こういう時だけは、それぞれが別々に集中しているのに、どこかでつながっているような感覚があっていい。

2026-06-02

もう六月。一年の半分が過ぎようとしている。仕事がかなり忙しい一日だった。こういう日は、大好きなHeinekenかKölschを飲みながら、ライン川を散歩するに限る。

2026-06-04

また引っ越しをすることに。去年は2回。その前の年は3回。そのさらに前の年も1回。気づけば毎年恒例のイベント。引越し自体はめんどくさいけれど、部屋や家が変わるたびに、心機一転する感覚があって、それが結構好き。引っ越しのたびに断捨離をするので、ミニマルで居続けざるを得ない。時間とともに淘汰されて消えていくものと、なぜか毎回残るもの。その繰り返しの中で、身の回りには本当に好きなものだけが自然と残っていく。

今の部屋は狭かったので、ベッドを置かずに畳と布団で生活していた。省スペースのために始めたのだけれど、実際に住んでみると想像以上によかった。畳の上にビーズクッションを置いて、本を読んだり、そのまま横になったりする。瞑想もしやすいし、手入れも楽。そして何より落ち着く。この組み合わせは次の部屋にも持っていこう。

僕の引っ越しスタイルは少し変わっていて、家具はなるべく前の家に置いていく。次に住む人に引き継ぎとして買い取ってもらうことが多い。ドイツではキッチンや家具を自分で用意する賃貸も多く、この文化が割と一般的。

一年半住んだ、中庭に面したバルコニーのある部屋とも、あと数か月でお別れ。今年の夏は、そのバルコニーをできるだけ楽しんでから出ていこうと思う。バルコニーに面した大きな窓は4メートルほどあり、畳の上でごろごろしながら空を眺めるのが好きで、朝は小鳥の声だけが聞こえてくる。静かな朝と、よく晴れた空が似合う部屋で、本当にいい一年半だった。

ちなみに次の家は、今のアパートから300メートル先。引っ越しも、できるだけミニマルにした。

2026-06-06

今週は仕事が忙しかった。少し現実から離れたく、以下の作品をセレクト。どこか遠くへ遠くへ連れていってほしい。

  • Happy Hour - Ryusuke Hamaguchi
  • Equinox flower - Yasujiro Ozu
  • Helpless - Shinji Aoyama
  • Chunking Express - Wong Kar-wai
  • Nomadland - Chloe Zhao