2026-05-21
- Licorice Pizza - Paul Thomas Anderson - 2021
- All We Imagine as Light - Payal Kapadia - 2024
- Paterson - Jim Jarmusch - 2016
- 日日是好日 - 大森立嗣 - 2018
- 海街diary - 是枝裕和 - 2015
今週も、好き嫌いせず映画消化。瞑想期間中は何も観れなかったぶん、反動で楽しみが倍増。今回は、どれも心を穏やかにしてくれる作品だけセレクト。
2026-05-22
ドイツも少しずつ暖かくなってきた。今まで葉っぱなんてついていなかった木々も、いつの間にか芽が出ている。天気が不安定だった春が終わり、少しずつ夏に近づいている。また海行きたい。
2026-05-23
近所のフリマへ行ってきた。たぶん近所の人たちが自分たちでオーガナイズしているもので、売っているものも良いものからガラクタまでかなり幅広い。こういうローカルなイベント好き。昔から欲しかった子供用のスケボーがあって、数分の値段交渉を少年した末、購入。リュックにも入るくらい小さいので、会社に行くときの移動とかにも使えそう。その後、近所のダイソーみたいな店Tediに行って買い物をしていたら、7歳くらいの少年がやってきて、1€くれない?と聞いてくる。最初は、たかりですか、と思った。理由を聞いてみると、このタコのぬいぐるみが欲しいけど、お金が足りないとのこと。一人で来たのか、ママはいるのかと聞くとママはいないと言う。なんだか少し悲しくなって、1€を渡す。自分も片親だから、こういうのには弱い。
2026-06-04
また引っ越しをすることに。去年は2回。その前の年は3回。そのさらに前の年も1回。気づけば毎年恒例のイベント。引越し自体はめんどくさいけれど、部屋や家が変わるたびに、心機一転する感覚があって、それが結構好き。
2026-06-06
- ハッピーアワー - 濱口竜介 - 2015
- Yi Yi - Edward Yang - 2000
- 彼岸花 - 小津安二郎 - 1958
- Helpless - 青山真治 - 1996
- Chungking Express - Wong Kar-wai - 1994
- Nomadland - Chloé Zhao - 2020
台湾ニューシネマの中心人物、Edward YangのYi Yiを観る。最初の30分はめっちゃ眠かったが、見終わると最高の群像劇であり、ホームドラマであった。彼らの人生の本質を垣間見たような感覚が残る。
2026-06-16
Aftersun - Charlotte Wells - 2022
A24について語られている記事や雑誌を読むと、必ずと言っていいほどAftersunの名前が出てくる。実はまだ見たことがなかったので、やっと鑑賞。結果、ああ、号泣。娘ソフィから見た父親カラムとの夏の記憶、あるいは記録。ホームビデオの映像の中から、画面の外へ滲み出てくるような感覚。当時のソフィが見ていた父と、今のソフィが記憶の中で再構築する父。その二つの記憶の間にある、埋められない距離が切なくい。最後にはただ父親の背中を見つめてしまう。
2026-06-23
Mid90s - Jonah Hill - 2018
スケボーのザラザラしたボードの感触。ウォーリーが初めてできたときの嬉しさ。従兄弟から借りて聴いたHIPHOP。初めてスクーターに乗ったとき、そのスピードに驚いたこと。焼酎の美味しさが、いつまで経っても理解できなかったこと。そんな断片的な記憶が、一気に蘇ってくるような映画体験。Mid90sの裏テーマは、卒業なのだと思う。いろいろなものを卒業していく一方で、いつまでも卒業できないままの自分たちもいる。そんな自分たちに、静かに問いかけてくる映画。
2026-07-17
The Odyssey - Christopher Nolan - 2026
ようやく引越しも終わり、久々に映画館へ。正直、古代や神話を題材にした映画は、そこまで自分の好みのジャンルではない。Gladiator、Troy、300も観たけれど、悪くはないものの、自分にはそこまで刺さらなかった。神話を現代的なCGファンタジーとして消費するような作品に、あまり惹かれない。だから、侍や戦国武将を描いた日本の歴史映画は好きなのに、超人的な英雄を描く古代ギリシャ系の作品には、なかなか今まで入り込めなかった。
神話というジャンル自体が難しいのも事実。誰もが知っている物語であり、神という人間を超えた存在を描くからこそ、ただ派手に映像化するだけではなく、現代の観客にどう届けるかが問われる。だから今回、巨匠ノーランがどう描くのかには興味があった。時間、シークエンスの魔術師ノーランが、色々挑戦して、もう撮っていないジャンルとしたら、ホラーか神話ぐらいしか多分残っていなかったんだろうな。オデュッセウスを英雄ではなく、しっかりとした一人の迷える男として描いたのはGood。航海ならぬ後悔の旅の果てに、彼が見たものは、自分の人生と、自分が犯したことの大きさだったのかも。